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400Mbps IEEE1394対応アプリケーション開発キット
「ZenkumanTM PFW-41SDK」を発売
(1999.04.23)


電子機器及びコンピュータの開発設計、各種電子機器の製造販売を事業とする株式会社テクノスコープ(本社・埼玉県浦和市、白川進社長、048-822-5281)は、4月23日、次世代のデジタル機器接続ケーブルとして家電、パソコン、周辺機器業界が注目する「IEEE1394」400Mbps(メガビット/秒)に対応可能なアプリケーション開発キット「ZenkumanTM PFW-41 SDK for WindowsNT4.0」(以下PFW-41 SDKと呼ぶ)の販売を開始することを発表した。

PFW-41 SDK」では、PCホスト上で必要なIEEE1394-1995最高速の400Mbpsまで対応したソフトウェア開発環境を全て提供しており、IEEE1394を使用したPC間の通信、IEEE1394対応カメラ画像取込や画像表示等、多種多様な応用アプリケーションを簡単に作成することが可能となっている。

同社は、1998年5月より「IEEE1394」200Mbps対応開発キットを国内外のメーカーや開発会社向けに販売しているが、既に市場では「IEEE1394」400Mbps対応の要望が高まり、「IEEE1394」400Mbps対応の周辺機器も登場し始めている。

同社は、こうした市場の要求に答えるべく「PFW-41 SDK」の販売に踏み切った。

次の項目は同製品を利用した応用例の一部である。

1)IEEE1394機器の実験と検証

    PFW-41 SDK」を組み込んだWindowsマシンを疑似ターゲット(プリンタ、カメラ、スキャナ等)として、ソフトウェアの実験と検証を行うことが可能。

2)ホームネットワークの実験と検証

    マルチチャンネルのデータ(音、映像等)の送受信の実験と検証を行うことが可能。
    例えば家庭内のビデオ・オン・デマンドの実験と検証。

3)IEEE1394非圧縮カメラの応用アプリケーションソフト

    ソニーが製品化しているIEEE1394非圧縮カメラ画像処理など、応用アプリケーションソフト開発を行うことが可能。

現在、IEEE1394対応製品は、PC周辺機器に限らず、ソニーのプレイステーションを初め情報家電製品まで多数発売が予定されている。

同社は、IEEE1394を搭載した機器を使用したアプリケーションの構築や、周辺機器を開発する際のデバック環境等が必要になるのを見込み、PC周辺機器メーカー及び情報家電メーカー、その他幅広い分野に向けて、年間1000セッ トの販売を予定している。

株式会社テクノスコープは、Apple Computer社が1988年から開発している「ファイアワイア (FireWire) / IEEE1394」に注目し、約5年前より調査、開発を行い、その後「IEEE1394」関連製品をリリースしながら、開発技術を集積してきた。今後も市場形成の一助と成るべく「IEEE1394」関連製品を発表し続ける予定である。


お問い合わせは、sales@technoscope.co.jp まで。


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