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IEEE1394バスモニターキット「AFW-20」シリーズを発売 (1998.09.07)


電子機器及びコンピュータの開発設計、各種電子機器の製造販売を事業とする株式会社テクノスコープ(本社・埼玉県浦和市、白川進社長、048-822-5281)は、9月7日、IEEE1394に対応したバスモニターキット「AFW-20」シリーズの販売を開始すると発表した。

同社は、これまでIEEE1394PCIホストアダプタカード「PFW-21」及びIEEE1394開発キット「PFW-SDK1」、「PFW-DDK1」等のIEEE1394関連製品を販売している。「AFW-20」シリーズは、IEEE1394バスをパソコンを用いてモニターするためのキットで、IEEE1394で接続されている機器の通信状況を簡単にモニターすることができる。同社は、IEEE1394関連製品の一貫として主に周辺機器メーカー及びその開発者向けに販売を開始する。

「AFW-20」シリーズは、IEEE1394の100,200Mbpsに対応しており、Asynchronous(非同期転送)のみサポートする廉価版「AFW-20L」とIsochronous(同期転送)までサポートするフル機能版「AFW-20F」を同時に発売する。尚400Mbpsに対応したタイプはバージョンアップにて対応する予定である。

同シリーズは、専用IEEE1394PCIカード、専用ドライバ、専用ソフトウェア及び操作説明書がキットの基本構成となっており、専用ソフトウェアの機能の違いにより、ユーザーの開発環境にあった製品を選択することが可能となる。また、動作環境は、現在WindowsNT4.0に対応している。

同シリーズの最大の特徴は価格にある。従来のIEEE1394のプロトコルアナライザーは、100万円以上の高価なものばかりだが、同シリーズによりローコストでの導入が実現し、幅広い開発者に購入の可能が生まれる。

同シリーズは、1998年9月末から住商電子デバイス株式会社(東京都千代田区)より販売することとなる。想定価格は、「AFW-20F」(フル機能版)で60万円、「AFW-20L」(廉価版)で30万円を予定している。

同社は、今後もIEEE1394の市場の活性化のために、更にIEEE1394製品ラインナップを拡充していく予定である。


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